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ESC(横滑り防止装置)はどんな装置なのか?

実は日本では一番多く人々の命を奪っているのは自動車と言うのはご存知でしょうか。

警視庁が把握している殺人件数は毎年上下はあるものの300~600件くらいに推移しておりますが、交通事故死者数はこちらも年度により推移しますが2017年では47万件となっており殺人事件と単純比較することについての是非は置いておいて多くの人々が交通事故により命を落としております。

それでも2017年では47万件となっておりますがここ数年は毎年死亡事故件数は下降傾向にあり2004年95万件のピーク時と比較すると半分以下に収まっております。

そんな日本の交通事故死者数が大幅に減少している要因の一つで自動車の安全性能の向上が挙げられます。

今回は安全性能に一躍を買っているESC(横滑り防止装置)について解説していこうと思います。

 

ESC(横滑り防止装置)とはそもそもどんな装置なのかESC(横滑り防止装置)

皆さんのお車には写真のような蛇行運転しているようなこのスイッチは装着されていますがこれは事故の発生を未然に防ぐアクティビティという自動車の安全技術で現在の車には標準装備となりつつある横滑り防止装置のスイッチです。

一般的にESC という略称で呼ばれていますがトヨタ車では VSC などメーカーごとに異なる名称で呼ばれています。

ちなみになんの略称なのかを軽くご説明すると

Electric=電気

Stability=安全

Control=制御

と直訳すると電気安全制御ですが意味合いとしては横滑り防止装置です。

車の横滑り防止装置の意味とはカーブを曲がるときに車がカーブの外側へ膨らんだり巻き込んだりするのを防止し安定した走行をサポートするシステムのことを言います。

横滑り防止装置のコンピューターの指令に基づいて適切にブレーキをかけて車両の進行方向を修正します。

横滑り防止装置は車の性能である

走る 曲がる 止まる 

の過程の流れを制御するアクティブセーフティーの考え方に基づいて開発された装置です。

※機械全般の設計・操作などにおける安全技術のうち、特に事故などの異常事態を未然に防ぐ技術の総称。

横滑り防止装置の車両がカーブの外側に逸れていくアンダーステアを起こした場合、後輪ブレーキをかけ車両の走行方向を修正します。

また車両の走行が内側にスピンしようとするオーバーステアの場合にはESCが外側前輪ブレーキをかけ車両の方向を修正します。

特にこの装置が力を発揮するのは摩擦が少ない雪道で、横滑り防止装置のおかげで安心して走行できるのです。

 

横滑り防止装置をオフにするタイミングはあるのか?

この安全に走行するために必須とも言える横滑り防止装置をオフにするタイミングについて意外とご存じない方も多いようです。

ドライバーにとって非常に安心安全なサ機能であれば常にオンで良さそうですが、何故オフの切り替えスイッチが付いているのでしょうか。

オフにする必要がある状況とは一体どんな状態の時なのかを解説していきます。。

オフの状態として一番に挙げられるのが車が泥のぬかるみや雪などでスリップしている時です。

前にも後ろにも動かせない状態になった際に横滑り防止装置が機能しているとエンジン出力を低下させてしまい車輪を抑制する働きがおきますのでぬかるみなどのスリップしている際はかえって苦労し最悪の場合は脱出することが困難となります。こういった状況ではオフにする必要性があるのです。

その他にはドライバーの技術を求めるドリフト走行などでは横滑り防止装置の機能によりコーナリング性能にて加速しないなどサーキット走行においてはデメリットもあります。ただこれはモータースポーツの場合の話で特殊な場面と言える、一般ドライバーの日常使用において横滑り防止装置がマイナスとなることはありませんですので一般ドライバーは基本的にオンにしておくのが正解でしょう。

横滑り防止装置についての法律はどうなっているのか

今回ご紹介した横滑り防止装置を備え付けることを新型生産者については平成24年10月1日に制定され、軽自動車については平成26年10月1日から継続生産者については平成26年10月1日から開始され軽自動車にあっては平成30年2月24日から義務化されています。

しかしながら横滑り防止装置が付いているからといって油断は禁物です。

スピードの出しすぎによって横滑り防止装置の機能が対応できずに事故につながってしまうことも考えられますので正しい知識をもって安全運転を心がけましょう。

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