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Maasって何?自動車業界を軸に解説してみました。

Maasとは

現在ニュースやネットなどで「Maas」というワードを聞いたことはありませんか?これは最近のITの造語の一つでSaaSなどが馴染みがあるかと思いますが他にも「◯aaS」という名前は出て来るかと思います。それでは一体「◯aaSってなんだ」という感じですが、「◯◯ as a Service」の略なのです。このアズアサービスとは一体何なのかという点ですが結構色々な定義付けがございますが一言で言うと「サブスクリプション」や「製品などの物を売るのではなくサービスを売る」と言う意味合いが強いようです。ビジネスマンであれば一番SaaSという言葉をよく聞くかもしれないですがこれはソフトフェアアズアサービスの略です。代表的なサービスだとGメールやマイクロソフトオフィスが該当します。ではMaaSとはって感じですが今回はそこについて解説していこうかと思います。

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①MaaSとはどういう意味か?

MaaSとは「Mobility as a Service」の頭文字を取ったものです。一番上の写真で答えは出てましたが改めての答え合わせでした。さて、言葉の意味はわかりましたがそのサービスの内容は、「分断されていた移動手段を一括化する」サービスです。とはいえ、まだそれって何がうまいの?って感じかと思います。現状の交通手段は全て情報が分断されています。電車は電車乗り換えで調べる。タクシーはアプリで呼ぶか駅前で捕まえるかなど最近では全てITというプラットフォーム上で完結できますがそれぞれが分断されています。そこで今回の「MaaS」の登場です。このMaaSは全ての乗り物を一括で検索でき、かつ経路もみれて決済もスマホで完了するというものです。それにより移動がドアtoドアで移動が可能になり高齢者などには非常にありがたい機能です。一括で出て来る乗り物は、電車・タクシー、レンタカー、カーシェア、ライドシェア、シェアサイクルなどが検索結果に出てきます。

②日本でのMaaSが実現するのはどれくらいか。

さて気になるのがそのMaaSはいつ日本で導入されるのかというのが一番の気になる部分となりますよね。MaaSでは5段階で進捗度合いがあり現在の日本はそのレベルは0~1段階目と言われております。現在では先述した通り各交通機関の情報は分断化されており一括化するには様々な障壁があるのが事実です。またこのMaaSは自動運転技術にも大きく関係しており、自動運転技術は2030年がメドとなっているのでおそらMaaSが5段階いくのはあと10年はかかると言ったところでしょうか。このMaaSの出現により地方などの過疎地域にも交通が行き届く事になりますので高齢化が進む地域などにはかなり期待がかかるサービスとなっております。

③世界各国でのMaaSの現状はどうなのか。

それでは世界各国ではMaaSはどこまで進捗しているのかというのが気になりますよね。MaaS先進国と言われている国は現在イスラエル・フィンランド・シンガポールなどが挙げられます。シンガポールでは現在ライドシェアにも力を入れており、政府もMaaSに力を入れており政府がプラットフォーム作成しており、現在では様々な交通手段を用いて検索ルートが表示されるフェーズまで来ておりあとはアプリ上で決済・予約ができる日はそう遠くないという現状ですね。また、フィンランドでは、実証実験はすでにヘルシンキで行われており正式運用に乗り切っております。内容はサブスクリプション型で乗り放題サービスを展開しており月額の支払う額によって使用できるサービスの幅が増えるというものが普及しているようです。

このMaaSには大きな希望と期待が含まれる素晴らしいサービスで高齢化がたどる日本では必須であるサービスになることは間違いありません。先進国のケースを見ると官民一体となって推進していく必要があるといえますね。現在トヨタとソフトバンクが提携して自動運転の技術とITをかけ合わせるという意味だと思いますがこの2社がイノベーションをいち早く起こすことを期待しましょう。

株式会社SMAC JAPAN

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