ハイブリ車とガソリン車の費用比較をまとめてみました。

　今や誰もが聞いたことがある言葉ハイブリッド。ハイブリッドの語源はラテン語であり、本来は生命に関する言葉であったものが近年製作物にも転用されるようになった背景があります。日本に於いてのハイブリッドとは、それをもとにハイブリッドはハイブリッドカーのイメージが定着した、2つ以上の動力源をもつ自動車の意味となりました。今回はそんなハイブリッド車と今なお主力のガソリン車について紹介いたします。

記事に関する目次

BMW電気自動車〜EV i3〜

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①燃料比較

ハイブリット車の売りといえば、ガソリン車を凌駕する燃費の良さです。しかしながら、同車種、同グレードのガソリン車と比べて価格が高いというデメリットがあります。この価格差を見ると本当にお得なのはどちらでしょうか。まずは、ガソリン代の違いですが、ハイブリッド車の場合は、一定期間乗って費用が同種のガソリン車以下、簡単にいえば年間の走行距離が一般的に1万キロ程度ですが、それが2万キロ近くを走るのであればハイブリッド車の方がガソリン代で元を取れるようになっています。具体的には1500ccのガソリン車が23.0km/l、同じく1500ccのハイブリ車が34.4km/lのカローラフィルダーを例にしてみましょう。ガソリンが1リットル150円程度で計算して、1キロあたりの燃費がガソリン車で6.5円、ハイブリ車で4.3円となります。車両価格には454,680円の差があり、これを燃費差2.2円で割ると、やく20.6万キロを走行して同等のコストとなる。正直ガソリン代のみで元を取ろうと思うとかなり難しいと思います。

②税金比較

ハイブリッド車であれば自動車取得税や自動車税、自動車重量税で、それぞれエコカー減税が適用されます。ただ近年ガソリン車の燃費も向上してエコカー減税の対象にもなっていますので、それほど大きな差はないと考えられます。自賠責保険料車種によって決まっているので同車種の比較の際に影響はありません。任意の自動車保険で損益に重点を置く場合、車両保険を外すかエコノミータイプにするのも手です。その他の補償であれば両車の違いははほぼないでしょう。

③メンテナンス比較

修理費用が大きなポイントとなります。ハイブリッド車はガソリン車よりも電装部品点数が多いので、修理代や部品代が割高になります。特にハイブリッド車の要であるバッテリーの交換には、工賃込みで15〜40万円程度かかります。この点はガソリン車にないリスクです。ただ、5年間10万キロまではメーカー保証期間があり、20年近く経過している初代プリウスが現役で走れるくらいに長持ちする例もあります。経年劣化という面ではガソリン車にも故障のリスクが高まるのであまり問題にする必要はないでしょう。

④車体比較

カローラフィルダーハイブリッドとガソリン車の価格差は約45万円です。カローラフィルダーを例に新車購入時から三年間使用した場合のガソリン代と税金について比較してみた。走行距離は年間5000km。エコカー減税は両車ともにあり、ガソリン車の方は自動車取得税20%自動車重量税25%減税となります。ハイブリッドは自動車取得税、自動車重量税どちらも100パーセント減税、そして、グリーン化特例にて翌年の自動車税も75%減税となります。これで約45万円の差が、32万円まで下がりました。約12万円程度節約できたことが言えます。売却時には3年落ちでガソリン車が80万円程度、ハイブリッドが約115万円程度です。ここで約35万円の差額が出てきました。この時点でガソリン車とハイブリッド車の差額が埋まり、ハイブリッド車が優勢となる。売却せずに最後まで大切に乗る場合この差額は埋まらないかもしれません。

⑤損得以上の付加価値

　例えば待ち乗りなどはモーターの駆動により非常に静かで会話や音楽を十分に楽しめるでしょう。ガソリン車ですと対策にデッドニングを施したりする人用もあり一手間必要となります。またなんと言ってもモーター駆動によりストレスフリーなど静粛走行は特筆なものです。さてここまでまとめてきましたが、ハイブリット車は走行距離の多い人に大きなメリットがあますが、使用頻度の少ないサンデードライバーには割高感が大きい。性能の上がった近年のガソリン車を、選ぶ方が費用的に損する事はないでしょう。しかしモーター駆動のトルクフルな発進、静粛性の鑑みれば、コスト以上の魅力があるのもじじつです。　ご自身のライフスタイルに合わせた最適な選択をする事で家庭にも環境にも優しい車選びができると思います。

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いかがだったでしょうか。前回記事ではハイブリッド車のメリット・デメリットをご紹介して見ましたが、今回はガソリン車との比較を行なって見ました。今後増えていくハイブリッド車ですので参考にしていただければ幸いです。当店ではプリウスやアクアはもちろんのことレクサスや外車のハイブリッド車も扱いがあります。もしお探しの車があるようでしたらお気軽にご連絡ください。