ついやってしまう愛車の寿命を縮めてしまう行為
車は高い買い物で、人によっては家などの不動産の次に高い買い物で人生で2番目の高い買い物と言う方も好かなくはないのではないでしょうか?そんな愛車を誰しもが長く大切に乗りたいものですね。皆さんは愛車のお手入れやっていますか?
今回は車の寿命を無意識に縮めてしまっている行為行為について解説していこうかとおみます。
一般的な目安として車の寿命は10年10万km などと言われますが近年の車は最先端技術でハイテク装備に燃費性能も格段に向上し故障も少なくなりました。
しかし車は機械ですから使い方によっては故障やトラブルの元になるのは明白な事実です。
同時に同じ自動車を購入しても乗り方が違えば車の寿命も変わってしまいます。普段大切に乗っているつもりでも知らず知らずのうちに車の寿命を縮めてしまう行為があるのをご存知ですか。車はに限らず器械は様々なパーツを組み立ててできているので変な方向に力を入れ続けたり部品に負荷がかかることを長時間続けると故障を早めてしまいます。
それではやってしまいがちな車の寿命を縮める行為についてご紹介いたします。
車を停めるときはタイヤ止めくっつけて駐車する
最近はどこの駐車場にもタイヤ止めが付いていますね。
このタイヤ止めが設置されている駐車場に車を停めるときバックでタイヤが当たるまで侵入し押し付けたまま駐車する方は多いのではないでしょうか。しかしこの駐車方法は車の足回りの劣化を早めてしまう行為でサスペンションのロア側のアームは前方向に動かないように支えられていてその支点にはゴムブッシュが付いています。
タイヤ止めに押し付けたまま止めてしまうとこのブッシュに圧力がかかり変形したままになってしまいます。
また駐車する時間は長い時間の場合もあるので長い時間連携したままの状態を繰り返すとブッシュの圧力がかかり劣化を早めてしまうというわけです。なので対策としては、駐車場ではタイヤ止めに当たったらやや反対方向に車を戻してタイヤへの圧力を減らすようにするかタイヤ止めの一歩手前で駐車を心がけましょう
車に乗らない日が多い
都心にお住いの方は通勤は電車やバスで自家用車を持っていてもたまにしか乗らないという人は多いですよね。最近は車不要論まで出ているので持っていてもほとんど使わないなんてよくある話です。
確かに通勤に使わないことで走行距離こそ伸びませんがかえって車のコンディションを崩しやすいのです。全く乗らない状態が続くと回転系の部品が錆び付いていき結果的に寿命が縮まります。
さらには、バッテリーも上がりやすくなりますので対策として定期的にエンジンをかけて短い距離でもいいので乗ってあげましょう。
でも乗るのが億劫だしめんどくさいなって方は、車を買取にだしてみるのもありかもしれません。
使用していない車は走行距離が少ないので状態さえ良ければ案外高額査定も少なくはありません。
愛車の市場価格が落ちてしまわぬ前にどれだけの価格がつくのかお試ししてみる価値はあります。
当店スマックジャパンは買取にも力を入れておりますのでご相談などありましたらご連絡ください。
エンジンをかけてすぐに発進する
急いでいる時などついついエンジンをかけてすぐにエンジン全開で走りたくなりますがこれはよくバラエティー番組などで若手芸人が寝起きでダッシュをさせているようなものです。彼らはそこでギャラやら認知度が上がりますが車にとってはなんのメリットもありません。もちろん一般人の場合でも何の準備運動もしないで走ると筋肉や心臓に負担がかかりますのでメリットはありません。
現在の車は暖気は必要ないと言われますがオイルが回るまで一呼吸おいてから走りだして水温が上昇するまでは抑え気味に走った方がいいでしょう一回や二回など数回でどうにかなるわけではありませんが長年続けると大きな差になってしまいますのでも車にも準備運動として行った方が調子は持続します。
駐車する際にサイドブレーキを引く前に P レンジに入れてしまう
駐車する際は必ず P レンジにしますがサイドブレーキを引く前に P レンジに入れてしまうとギアを痛めてしまいます。 AT車のP ポジションはギアを爪で機械的にロックするので逆回転の力がかかると爪が噛み込んでしまい外れなくなることがあります。
- 次の下記の3つの行為も同じ理由で寿命を縮めてしまう行為です。
- 走り出す時にPに入れたままサイドブレーキを先に解除する
- サイドブレーキを引く前にPレンジに入れる
- サイドブレーキを引かずに P のみで駐車する
いかがでしょうか?結構これらの行為を行なっている方は多いのではないでしょうか?
これらはギアのトラブルとなる可能性があります。
また、坂道などに駐車して車が動いてしまった場合ギアが逆回転してロック爪が噛み込んで外れなくなるという危険があります。
ハンドルの据え切り停車
停止状態でハンドルを動かすとステアリング機構に大きな負担がかかります。
油圧式パワステのステアリングを大きく振るとリリーフバルブが開くまで圧力が高まります。
そのため油圧経路には最高圧力がかかった状態となるのですパワステフルードは圧が高まるほど発熱するため劣化が進み頻繁に繰り返せば高圧ホースの劣化も早まります。また。ストッパーに当たったまま回し続ければステアリングゲージに負担がかかり無理にタイヤを捻る為変磨耗も起こしてしまう恐れもあり良いことはひとつもありません。
まとめると車にとって変な圧力をかけてしまうと言うのが総じての寿命を縮めてしまう行為です。
どうしたら車体に圧力がかからないかを考えてカーライフを過ごすと車にとってもいいカーライフになるのではないでしょうか。
このように意外にありがちな車の寿命を縮める行為は多いです。
車の寿命を伸ばすためには日頃からメンテナンスを欠かさないことが大切になります。
今の車は性能耐久性に優れているため10万 km はもちろん20万キロも走る車だってありますできるだけ寿命を縮める行為は行わないようにして大切な愛車の寿命を延ばしてあげてくださいね。